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teabowlkawase - 56 posts

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茶碗語り その25

まずは昨日の補足ですが、土の粒子はスタンパーで叩くと小さな板状に壊れて粘りがでる。
ミルを使うと、粒子は細かくなるけど、板状にならないので粘りがでない。
と、ご理解ください。

川内ムルンジルのお話。

この土が実はものすごく重要で、粘りはあるけど、火に弱く、単体では面白みに欠ける土ですが、砂岩もカオリンも焼き締まらないので、この土を添加することで、理想的な焼きしまりを得ることができました。

理想の焼きしまり度合いとは、萩焼に近い焼きしまりです。
お茶を吸って変化はするけど、漏れないぐらい。
例えば志野のもぐさ土は、だばだば漏れるくらい焼き締まらない土。
ここまで、焼き締まらないと(漏れるのは対策するので、まぁいいとして)良い感じに水を吸わないので、茶渋を吸って育つ感じがちょっと違う。
かといって焼きしまりがすぎると、水を吸わないので、なかなか育っていかない。
焼き上がりの感じも、砂岩とカオリンだけでは、平面的な感じがする。

名前の由来は縁あって韓国の磁器(青松白磁)を見学に行ったときのこと。
その白磁原料に可塑剤として加える土のことを、「ムルンジル」と呼んでました。
韓国語はまったくできないので、正確にそれが何を指すのかはまったくわかりませんが、それを思い出して「川内ムルンジル」と呼んでいます。

この原土を乳鉢に入れて、乳棒で手でごんごんやってつぶします。
めんどくさいし、きついので機械を使いたいのですが、手でやらないと具合が悪いのです。

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #茶の湯 #徳利 #花器 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique #chanoyu

茶碗語り その25

まずは昨日の補足ですが、土の粒子はスタンパーで叩くと小さな板状に壊れて粘りがでる。
ミルを使うと、粒子は細かくなるけど、板状にならないので粘りがでない。
と、ご理解ください。

川内ムルンジルのお話。

この土が実はものすごく重要で、粘りはあるけど、火に弱く、単体では面白みに欠ける土ですが、砂岩もカオリンも焼き締まらないので、この土を添加することで、理想的な焼きしまりを得ることができました。

理想の焼きしまり度合いとは、萩焼に近い焼きしまりです。
お茶を吸って変化はするけど、漏れないぐらい。
例えば志野のもぐさ土は、だばだば漏れるくらい焼き締まらない土。
ここまで、焼き締まらないと(漏れるのは対策するので、まぁいいとして)良い感じに水を吸わないので、茶渋を吸って育つ感じがちょっと違う。
かといって焼きしまりがすぎると、水を吸わないので、なかなか育っていかない。
焼き上がりの感じも、砂岩とカオリンだけでは、平面的な感じがする。

名前の由来は縁あって韓国の磁器(青松白磁)を見学に行ったときのこと。
その白磁原料に可塑剤として加える土のことを、「ムルンジル」と呼んでました。
韓国語はまったくできないので、正確にそれが何を指すのかはまったくわかりませんが、それを思い出して「川内ムルンジル」と呼んでいます。

この原土を乳鉢に入れて、乳棒で手でごんごんやってつぶします。
めんどくさいし、きついので機械を使いたいのですが、手でやらないと具合が悪いのです。

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗#井戸茶碗#李朝#高麗茶碗#川瀬隆一郎#茶道#着物#抹茶茶碗 #茶碗#茶道具 #陶芸#陶芸家#茶碗語り#骨董#茶の湯#徳利#花器#matcha#teabowl#matchabowl#teaceremony#japaneseart#japaneseteaceremony#potter#pottery#japanesetableware #teabowlkawase#antique#chanoyu
76 1 27 August, 2017

茶碗語り その二十四

どうして土は叩くと粘りが出るのか?
ガラスの板を水に濡らして、貼り付けてみて下さい。
張り付いて、簡単にははがれません。
ガラスの玉を水に濡らしても、なにも起こりません。
ごろごろするだけです。

粘土の世界も、ミクロン単位で似たようなことが、起こっています。

さて、砂岩は粘土になります。
砂も粘土になります。
乳鉢でものすごく強い力をくわえながら極少量をつぶしたものに、水を加えて見て下さい。
(*乳鉢の使い方としては間違ってますので、ご注意を。)
ぬるぬるするのは粘土になります。ならないものももちろんあります。
頁岩や砂岩を叩いたものが、古唐津(奥高麗)の胎土ではないか、という話を聞いて、検証した結果です。
(この辺は後述)

カオリンもスタンパーで叩けばもっと可塑るのですが、やってません。
あまり叩くと、ちりめん出なくなりますし。

最後に可塑剤(粘りを出す材料)として、少量の粘土を加えます。
これも自分で掘ったものですが、この土に出会えたのが幸運でした。
粘りを出すだけではなく、焼きしまりの加減を調整する、とても重要な役目を持った粘土です。
この土を僕は「川内ムルンジル」と呼んでいます。
なんじゃ、そりゃ?

今日はここまで、またあした。
#世界中の砂や砂岩を原料に茶碗を作りたい

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #茶の湯 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique #chanoyu

茶碗語り その二十四

どうして土は叩くと粘りが出るのか?
ガラスの板を水に濡らして、貼り付けてみて下さい。
張り付いて、簡単にははがれません。
ガラスの玉を水に濡らしても、なにも起こりません。
ごろごろするだけです。

粘土の世界も、ミクロン単位で似たようなことが、起こっています。

さて、砂岩は粘土になります。
砂も粘土になります。
乳鉢でものすごく強い力をくわえながら極少量をつぶしたものに、水を加えて見て下さい。
(*乳鉢の使い方としては間違ってますので、ご注意を。)
ぬるぬるするのは粘土になります。ならないものももちろんあります。
頁岩や砂岩を叩いたものが、古唐津(奥高麗)の胎土ではないか、という話を聞いて、検証した結果です。
(この辺は後述)

カオリンもスタンパーで叩けばもっと可塑るのですが、やってません。
あまり叩くと、ちりめん出なくなりますし。

最後に可塑剤(粘りを出す材料)として、少量の粘土を加えます。
これも自分で掘ったものですが、この土に出会えたのが幸運でした。
粘りを出すだけではなく、焼きしまりの加減を調整する、とても重要な役目を持った粘土です。
この土を僕は「川内ムルンジル」と呼んでいます。
なんじゃ、そりゃ?

今日はここまで、またあした。
#世界中の砂や砂岩を原料に茶碗を作りたい。

#崎陽高麗#井戸茶碗#李朝#高麗茶碗#川瀬隆一郎#茶道#着物#抹茶茶碗 #茶碗#茶道具 #陶芸#陶芸家#茶碗語り#骨董#茶の湯#matcha#teabowl#matchabowl#teaceremony#japaneseart#japaneseteaceremony#potter#pottery#japanesetableware #teabowlkawase#antique#chanoyu
65 2 26 August, 2017

茶碗語り その二十三

昨日の続き

ポットミルは手持ちですが、スタンパーなどありませんので、窯業試験センターで借りています。
磁器のポットに磁器の玉をたくさんいれて材料と水を一緒にごろごろ転がすことで、粒子を小さくしようという機械がポットミル。その親分みたいな機械がボールミル。
この仕組みで細かくしたものをミル摺りと言います。
ミル摺りでは粒子が小さくなるけれど、粘りがでません。

これに対して鉄の杵でごんごん叩いて土を細かくするのがスタンパー。
スタンパーで叩くと、土に粘りがでます。
力を加えて粒子をつぶすと、粘りが出るのです。

原土の状態では粘りがないもの、とても粘土になるとは思えないものも叩いてみないと、力を加えながらつぶしてみないと、その性質はわかりません。

原料の選定や精土の過程は、窯業原料やさんが縁の下で力持っていただいてる領分です。

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #茶の湯 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique #chanoyu

茶碗語り その二十三

昨日の続き

ポットミルは手持ちですが、スタンパーなどありませんので、窯業試験センターで借りています。
磁器のポットに磁器の玉をたくさんいれて材料と水を一緒にごろごろ転がすことで、粒子を小さくしようという機械がポットミル。その親分みたいな機械がボールミル。
この仕組みで細かくしたものをミル摺りと言います。
ミル摺りでは粒子が小さくなるけれど、粘りがでません。

これに対して鉄の杵でごんごん叩いて土を細かくするのがスタンパー。
スタンパーで叩くと、土に粘りがでます。
力を加えて粒子をつぶすと、粘りが出るのです。

原土の状態では粘りがないもの、とても粘土になるとは思えないものも叩いてみないと、力を加えながらつぶしてみないと、その性質はわかりません。

原料の選定や精土の過程は、窯業原料やさんが縁の下で力持っていただいてる領分です。

今日はここまで、またあした。

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64 1 25 August, 2017

茶碗語り その二十二

井戸茶碗って、のびのび、おおらか。
そんな印象ですので、よくのびる土で作られてると思われがちですが、たぶん違います。

僕の「崎陽高麗」の土は

A カオリン(朝鮮)1
B 砂岩(長崎、自家採取)1
C 外割で6〜7%くらいの可塑剤等としての粘土(長崎、自家採取)

Aは原土をポットミルで処理
Bはスタンパーで24時間叩いた後、ポットミルで処理
Cは原土を大きめの乳鉢でひたすらつぶす

配合は気分によって若干変わりますし、原土の性質であまりに粘りが出ないときは1パーセントくらい木節を添加することもあります。

今日はここまでまたあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #茶の湯 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique #chanoyu

茶碗語り その二十二

井戸茶碗って、のびのび、おおらか。
そんな印象ですので、よくのびる土で作られてると思われがちですが、たぶん違います。

僕の「崎陽高麗」の土は

A カオリン(朝鮮)1
B 砂岩(長崎、自家採取)1
C 外割で6〜7%くらいの可塑剤等としての粘土(長崎、自家採取)

Aは原土をポットミルで処理
Bはスタンパーで24時間叩いた後、ポットミルで処理
Cは原土を大きめの乳鉢でひたすらつぶす

配合は気分によって若干変わりますし、原土の性質であまりに粘りが出ないときは1パーセントくらい木節を添加することもあります。

今日はここまでまたあした。

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104 0 24 August, 2017

茶碗語り その二十一

昨日の続き

削りの「ちりめん」これも砂混じりの土を使うのが主流になっていますが、そうじゃない土でも「ちりめん」は出ます。
例えば磁土(磁器の土)。
少し柔らかめのところ、なまくらカンナで削りを入れると刃がまとわりついてちりめんになってしまいます。
磁器の世界では、ただの不良品です。

砂や小石は入っているかどうかは、ちりめんが出やすいか出にくいかとはあんまり関係がない。
それより木節粘土等の添加が適切で、扱いやすく精土してる土には出にくい。

簡単にいうと、粘土分が少ない方がちりめんが出やすい。
でも、轆轤はやりにくい。

井戸茶碗、たしか「対馬」だったと思いますが、見込みのところに、割れ目とも言えないような、しわのような線がそれなりに規則正しく何本か入っています。

あれは、粘土分の少ない土で轆轤成形した後、土から糸で切る時に、高台付近をぎゅぅと絞ったときなどに出るものです。
扱いやすい粘土では絶対に出ない。
逆に磁器なんかでは下手にやると出る。

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #茶の湯 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique #chanoyu

茶碗語り その二十一

昨日の続き

削りの「ちりめん」これも砂混じりの土を使うのが主流になっていますが、そうじゃない土でも「ちりめん」は出ます。
例えば磁土(磁器の土)。
少し柔らかめのところ、なまくらカンナで削りを入れると刃がまとわりついてちりめんになってしまいます。
磁器の世界では、ただの不良品です。

砂や小石は入っているかどうかは、ちりめんが出やすいか出にくいかとはあんまり関係がない。
それより木節粘土等の添加が適切で、扱いやすく精土してる土には出にくい。

簡単にいうと、粘土分が少ない方がちりめんが出やすい。
でも、轆轤はやりにくい。

井戸茶碗、たしか「対馬」だったと思いますが、見込みのところに、割れ目とも言えないような、しわのような線がそれなりに規則正しく何本か入っています。

あれは、粘土分の少ない土で轆轤成形した後、土から糸で切る時に、高台付近をぎゅぅと絞ったときなどに出るものです。
扱いやすい粘土では絶対に出ない。
逆に磁器なんかでは下手にやると出る。

今日はここまで、またあした。

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103 0 23 August, 2017

茶碗語り その二十

そもそも梅花皮とは?
梅花皮とちりめんの関係について、一般論はご理解いただけたものと思って、次に進みましょう。

現代陶の梅花皮はこれみよがしで違和感がある、と以前書きました。
外連味ありすぎませんか?

釉薬・土・焼きの三点から僕の感じる違和感をご説明します。

梅花皮を出すことが目的化すると、梅花皮がいかに出やすいか?が問題になります。
玉→面にすぐ溶けてしまっては梅花皮がでないので、玉の状態で長くとどまっている釉薬が求められます。
溶けてもどろっと粘りがあって、簡単には均一に溶けないような、長石系の釉薬です。
梅花皮が出やすい釉薬は、うっかりするとどこもかしこも梅花皮だらけになるので、高台周辺がばさばさしやすいように、砂まじりの土を使う。

そういう方法論で作られた茶碗にもすばらしいものが沢山ありますが、どちらかというと志野の亜流って感じでなんかちょっと違う。
釉薬も長石系の釉薬なので、全体がマット感のある白か、すっきり透明系に大別される。
長石系の釉薬なので、不純物が少なく、ガス化した不純物による微細気泡がない。
微細気泡はあっても均一なので、光の反射の仕方が一様で見た目に雅味が欠ける。

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #茶の湯 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique #chanoyu #japan

茶碗語り その二十

そもそも梅花皮とは?
梅花皮とちりめんの関係について、一般論はご理解いただけたものと思って、次に進みましょう。

現代陶の梅花皮はこれみよがしで違和感がある、と以前書きました。
外連味ありすぎませんか?

釉薬・土・焼きの三点から僕の感じる違和感をご説明します。

梅花皮を出すことが目的化すると、梅花皮がいかに出やすいか?が問題になります。
玉→面にすぐ溶けてしまっては梅花皮がでないので、玉の状態で長くとどまっている釉薬が求められます。
溶けてもどろっと粘りがあって、簡単には均一に溶けないような、長石系の釉薬です。
梅花皮が出やすい釉薬は、うっかりするとどこもかしこも梅花皮だらけになるので、高台周辺がばさばさしやすいように、砂まじりの土を使う。

そういう方法論で作られた茶碗にもすばらしいものが沢山ありますが、どちらかというと志野の亜流って感じでなんかちょっと違う。
釉薬も長石系の釉薬なので、全体がマット感のある白か、すっきり透明系に大別される。
長石系の釉薬なので、不純物が少なく、ガス化した不純物による微細気泡がない。
微細気泡はあっても均一なので、光の反射の仕方が一様で見た目に雅味が欠ける。

今日はここまで、またあした。

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67 0 22 August, 2017

茶碗語りは今日はお休み

今日の写真は三島のちいさな棗。
やきものの棗なんて普通は使うものではないと思いますが、使った後ガンガン洗えます。
さらに小さくすることで、お茶が少ししか入らないので普段使いや練習には使い易いです。
意外に使えるコです。
旅籠をお借りしたお礼に、ご希望を伺って作ったものですが、発見でした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #三島 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique

茶碗語りは今日はお休み

今日の写真は三島のちいさな棗。
やきものの棗なんて普通は使うものではないと思いますが、使った後ガンガン洗えます。
さらに小さくすることで、お茶が少ししか入らないので普段使いや練習には使い易いです。
意外に使えるコです。
旅籠をお借りしたお礼に、ご希望を伺って作ったものですが、発見でした。

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71 1 21 August, 2017

茶碗語り その十九

梅花皮のことは釉薬の縮れと説明されますが、削りで縮れたところに出やすいものです。
土の性質によるのですが、乾き具合によっては、土がカンナにまとわりついて綺麗に削れず、それこそ縮れたようになります。この縮れは「ちりめん」と呼びます。
「ちりめん」になってると釉薬がかかっていなくても景色になるので、釉薬を掛けるかどうか迷うとこでもあります。ちなみに釉薬がかかっていないところを、あえて「土見せ」と表現したりします。

削ったとこのちりめん(わかりにくければ、がさがさしているところ、とでも思って下さい。)に梅花皮が出やすいのはなぜでしょう?

表面ががさがさしていれば、表面積が広くなります。
表面積が多ければ、水を沢山吸うので、そこだけ釉薬が厚くかかりやすい。
しかし、表面に小さな凹凸があるので、凹部つまりへこんだところには空気が邪魔して、釉薬は入り込めない。
釉薬が厚くかかっているのに、凹んだところには釉薬はかかっていない。
この状態が、釉薬が均一に溶けることを許さず、釉薬が縮れる=梅花皮状になる、というわけです。

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #花器 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique

茶碗語り その十九

梅花皮のことは釉薬の縮れと説明されますが、削りで縮れたところに出やすいものです。
土の性質によるのですが、乾き具合によっては、土がカンナにまとわりついて綺麗に削れず、それこそ縮れたようになります。この縮れは「ちりめん」と呼びます。
「ちりめん」になってると釉薬がかかっていなくても景色になるので、釉薬を掛けるかどうか迷うとこでもあります。ちなみに釉薬がかかっていないところを、あえて「土見せ」と表現したりします。

削ったとこのちりめん(わかりにくければ、がさがさしているところ、とでも思って下さい。)に梅花皮が出やすいのはなぜでしょう?

表面ががさがさしていれば、表面積が広くなります。
表面積が多ければ、水を沢山吸うので、そこだけ釉薬が厚くかかりやすい。
しかし、表面に小さな凹凸があるので、凹部つまりへこんだところには空気が邪魔して、釉薬は入り込めない。
釉薬が厚くかかっているのに、凹んだところには釉薬はかかっていない。
この状態が、釉薬が均一に溶けることを許さず、釉薬が縮れる=梅花皮状になる、というわけです。

今日はここまで、またあした。

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65 0 20 August, 2017

茶碗語り その十八

釉掛けの話は、ご理解いただいということで。

釉薬は溶けてガラス状になります。
溶けるときには、まず玉状に溶けていきます。
常温に置いた冷たいグラスの周囲を覆った水玉のような感じに溶けていきます。

それから、その玉状に溶けたものが、くっつき合って、全体を均一に覆います。
玉→面と溶けていきます。

温度が何度になったとき溶けるかは釉薬の成分と粒子の大きさなどで異なります。
玉に溶ける温度というのはまちまちです。
さらに玉から溶けて面に移行していく温度帯も釉薬によって異なります。

さて梅花皮(かいらぎ)の話に戻りましょう。
梅花皮というのはざっくり言うと「釉薬が玉状に溶けたもの」と理解されてます。
それを「釉薬の縮れ」と表現してます。
完全に溶けきった状態ではないので、梅花皮を「生焼けだろ、あんなもん」なんていって揶揄したりすることもなきにしもあらず。

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique

茶碗語り その十八

釉掛けの話は、ご理解いただいということで。

釉薬は溶けてガラス状になります。
溶けるときには、まず玉状に溶けていきます。
常温に置いた冷たいグラスの周囲を覆った水玉のような感じに溶けていきます。

それから、その玉状に溶けたものが、くっつき合って、全体を均一に覆います。
玉→面と溶けていきます。

温度が何度になったとき溶けるかは釉薬の成分と粒子の大きさなどで異なります。
玉に溶ける温度というのはまちまちです。
さらに玉から溶けて面に移行していく温度帯も釉薬によって異なります。

さて梅花皮(かいらぎ)の話に戻りましょう。
梅花皮というのはざっくり言うと「釉薬が玉状に溶けたもの」と理解されてます。
それを「釉薬の縮れ」と表現してます。
完全に溶けきった状態ではないので、梅花皮を「生焼けだろ、あんなもん」なんていって揶揄したりすることもなきにしもあらず。

今日はここまで、またあした。

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69 0 19 August, 2017

茶碗語り その十七

釉薬の話

釉薬、うわぐすり、器の表面にのっかっているガラス状の薄い膜です。
ふつうは長石を主原料として、木やら草やらを焼いてあく抜きした灰が混ざっています。
高温で焼くと、それが溶けてガラス状になり、表面を覆います。

とりあえずは、石やら土やら灰やらを細かくして、水に溶かしたもの、とご理解いただければ。
その釉薬のなかに、素焼きした器を、どぶりと入れます。
「釉がけ」とか「施釉」とか呼ぶ作業です。

普通は素焼きした器に施釉します。
素焼きすれば、釉がけの時に壊れてしまうリスクが少ないのです。
また、素焼きした方が、水をよく吸うので、釉薬の食いつきがよく、均一に施釉できます。

素焼きをせずに施釉することもあります。
「生掛け」などと呼びます。
器の形をしていても、ただの乾いた土なので、施釉したら壊れてしまうことがあります。
土は水を吸うと膨らみ、乾くと縮むので、施釉した釉薬が乾くとはがれてしまうこともよくあります。
吸水率も低い(吸水速度も遅い)ので、釉薬の食いつきも悪いです。

今日はここまで、また明日。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique

茶碗語り その十七

釉薬の話

釉薬、うわぐすり、器の表面にのっかっているガラス状の薄い膜です。
ふつうは長石を主原料として、木やら草やらを焼いてあく抜きした灰が混ざっています。
高温で焼くと、それが溶けてガラス状になり、表面を覆います。

とりあえずは、石やら土やら灰やらを細かくして、水に溶かしたもの、とご理解いただければ。
その釉薬のなかに、素焼きした器を、どぶりと入れます。
「釉がけ」とか「施釉」とか呼ぶ作業です。

普通は素焼きした器に施釉します。
素焼きすれば、釉がけの時に壊れてしまうリスクが少ないのです。
また、素焼きした方が、水をよく吸うので、釉薬の食いつきがよく、均一に施釉できます。

素焼きをせずに施釉することもあります。
「生掛け」などと呼びます。
器の形をしていても、ただの乾いた土なので、施釉したら壊れてしまうことがあります。
土は水を吸うと膨らみ、乾くと縮むので、施釉した釉薬が乾くとはがれてしまうこともよくあります。
吸水率も低い(吸水速度も遅い)ので、釉薬の食いつきも悪いです。

今日はここまで、また明日。

#崎陽高麗#井戸茶碗#李朝#高麗茶碗#川瀬隆一郎#茶道#着物#抹茶茶碗 #茶碗#茶道具 #陶芸#陶芸家#茶碗語り#骨董#matcha#teabowl#matchabowl#teaceremony#japaneseart#japaneseteaceremony#potter#pottery#japanesetableware #teabowlkawase#antique
69 2 18 August, 2017

茶碗語り その十六

轆轤の話は飽きました。
いきなりですが、梅花皮のこと。 「梅花皮」と書いて「かいらぎ」と読みます。
一般的には釉薬の縮れ、と説明されることが多いようです。
語源あたりはググって下さい。
wikiると梅花皮教の教典を読まされますのでご注意を。

井戸茶碗の高台のところ、釉薬が縮れて、ぶつぶつ?っぽくなってる様を梅花皮と呼び、茶人が珍重するそうです。ほんものの井戸茶碗の梅花皮にはあこがれますが、現代陶のこれみよがしの梅花皮には強い違和感を覚えます。

その辺を詳しく理解していただくために、まずは釉薬のお話から。
僕の釉薬の配合などもあわせてお話できればと思っています。

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #花 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique

茶碗語り その十六

轆轤の話は飽きました。
いきなりですが、梅花皮のこと。 「梅花皮」と書いて「かいらぎ」と読みます。
一般的には釉薬の縮れ、と説明されることが多いようです。
語源あたりはググって下さい。
wikiると梅花皮教の教典を読まされますのでご注意を。

井戸茶碗の高台のところ、釉薬が縮れて、ぶつぶつ?っぽくなってる様を梅花皮と呼び、茶人が珍重するそうです。ほんものの井戸茶碗の梅花皮にはあこがれますが、現代陶のこれみよがしの梅花皮には強い違和感を覚えます。

その辺を詳しく理解していただくために、まずは釉薬のお話から。
僕の釉薬の配合などもあわせてお話できればと思っています。

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗#井戸茶碗#李朝#高麗茶碗#川瀬隆一郎#茶道#着物#抹茶茶碗 #茶碗#茶道具 #陶芸#陶芸家#茶碗語り#骨董#花#matcha#teabowl#matchabowl#teaceremony#japaneseart#japaneseteaceremony#potter#pottery#japanesetableware #teabowlkawase#antique
68 0 17 August, 2017

茶碗語り その十五

昨日のような写真はそうそう撮れるものではありませんけれど。
茶陶界隈がお好きな方はきっと楽しんでいただけるような写真を今後も上げていく所存です。
あらためまして、よろしくお願い申し上げます。

ここらで、話のおさらいを。
井戸の轆轤目初級編→井戸の基本の形→井戸の口作り→茶碗の重さの基本→茶碗の轆轤引きの基本
みたいな流れで思いつくままだらだらと書き連ねてまいりました。

おさらいついでに念押しを。

こうするのが難しい、とか、ああするのが大変だ、とか言うてます。
けれど、難しいから良い、わけでもなく。
大変だからすごい、わけでもありません。

ここに書いてあることに、ひとつもあてはまらないのに、すばらしいと思うものは沢山あります。
条件をすべて満たしているのに、しょうもないものも沢山あります、ありすぎてうんざりします。

能書きなどは気にせずに。
ご自分の「眼」を大切に。

今日はここまで、またあした。
あしたからは、その八の続きからはじめて、ぼちぼち削りの話をば。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique

茶碗語り その十五

昨日のような写真はそうそう撮れるものではありませんけれど。
茶陶界隈がお好きな方はきっと楽しんでいただけるような写真を今後も上げていく所存です。
あらためまして、よろしくお願い申し上げます。

ここらで、話のおさらいを。
井戸の轆轤目初級編→井戸の基本の形→井戸の口作り→茶碗の重さの基本→茶碗の轆轤引きの基本
みたいな流れで思いつくままだらだらと書き連ねてまいりました。

おさらいついでに念押しを。

こうするのが難しい、とか、ああするのが大変だ、とか言うてます。
けれど、難しいから良い、わけでもなく。
大変だからすごい、わけでもありません。

ここに書いてあることに、ひとつもあてはまらないのに、すばらしいと思うものは沢山あります。
条件をすべて満たしているのに、しょうもないものも沢山あります、ありすぎてうんざりします。

能書きなどは気にせずに。
ご自分の「眼」を大切に。

今日はここまで、またあした。
あしたからは、その八の続きからはじめて、ぼちぼち削りの話をば。

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72 2 16 August, 2017

茶碗語り その十四

昨日の続き

土は薄いと、ちょっと力を加えるだけで、形を変えてしまいます。
とても不安定。
不安定な上に、厚い口作り、重いところがのっかっている。
上の重さを支えるだけでも、いっぱいいっぱい。
そのうえ、厚いところを変形させるには強い力が必要です。
口周りに強い力を加えると、その下の薄いところにも影響が出てしまいます。
ただでさえ不安定なところに力が加わる。
薄いところがねじれたり、へたったり。

口周りに厚みを残して、その下を薄く作る方が、全体を薄くつくるより、ずっと難しいのです。

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #お盆 #花 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique

茶碗語り その十四

昨日の続き

土は薄いと、ちょっと力を加えるだけで、形を変えてしまいます。
とても不安定。
不安定な上に、厚い口作り、重いところがのっかっている。
上の重さを支えるだけでも、いっぱいいっぱい。
そのうえ、厚いところを変形させるには強い力が必要です。
口周りに強い力を加えると、その下の薄いところにも影響が出てしまいます。
ただでさえ不安定なところに力が加わる。
薄いところがねじれたり、へたったり。

口周りに厚みを残して、その下を薄く作る方が、全体を薄くつくるより、ずっと難しいのです。

今日はここまで、またあした。

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145 4 15 August, 2017

茶碗語り その十三

茶碗の手取りを軽く作るには
「口縁周りに厚みを残して、胴周りから高台にかけて、できるだけ薄く作る。削りで高台周りに余分な土を残さない。」
でした。

茶碗作りの基本中の基本なのですが、少し解説させていただきます。

これが、言うは易しで、なかなか難しいのです。
どうしてか?

まず、抹茶碗は基本的に胴周りを削りません。

削ってしまえば、轆轤目もなにも消えてしまって、雅味もへったくれもあったもんじゃない。
おおらかに轆轤をひいてあるところに、高台周りから削り目が入ってくる。
削りと轆轤の質感の違い、運動の変化、釉がかりの景色の対比、これが細かい細工の入らない茶碗の美しさを構成する欠くべからざる要素です。
口縁まで削りを入れてしまっては、元も子もない。

だから、削りの入らないところは最初から薄く作らなければいけない。
でも、口にかけては、いままでご説明した通り、土を残したい。

今日はここまで、またあした。 ※写真の茶碗は、口作りの薄い端反り型。口周りに厚みを残していません。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase #antique

茶碗語り その十三

茶碗の手取りを軽く作るには
「口縁周りに厚みを残して、胴周りから高台にかけて、できるだけ薄く作る。削りで高台周りに余分な土を残さない。」
でした。

茶碗作りの基本中の基本なのですが、少し解説させていただきます。

これが、言うは易しで、なかなか難しいのです。
どうしてか?

まず、抹茶碗は基本的に胴周りを削りません。

削ってしまえば、轆轤目もなにも消えてしまって、雅味もへったくれもあったもんじゃない。
おおらかに轆轤をひいてあるところに、高台周りから削り目が入ってくる。
削りと轆轤の質感の違い、運動の変化、釉がかりの景色の対比、これが細かい細工の入らない茶碗の美しさを構成する欠くべからざる要素です。
口縁まで削りを入れてしまっては、元も子もない。

だから、削りの入らないところは最初から薄く作らなければいけない。
でも、口にかけては、いままでご説明した通り、土を残したい。

今日はここまで、またあした。 ※写真の茶碗は、口作りの薄い端反り型。口周りに厚みを残していません。

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66 0 14 August, 2017

茶碗語り その十二

手取りの軽さを出すためには、「見た目」が重要って話。

見た目をどうこうしたところで、重量が軽くなるわけではありません。
でも、軽さを演出することはできます。 「重そうっ」と思わせればよいのです。
たとえば灯油缶。いっぱいに入ってると思って持ったら空っぽ、びっくりしたことありませんか?

人間は見た目が重そうだと、無意識にその重さを受け止めるための準備をします。
重いものを持つための準備をするのです。
その無意識に想定した重さとくらべて軽かったら、「軽い」と思うのです。

口周辺に土を残せば、全体的に厚みがあって重そうに見えます。
重量感を演出することができるのです。

演出した重さと実際の重さの「差」
これが、手取りの軽さの正体です。

茶碗の重さの秘密、楽しんでいただけたでしょうか?

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

茶碗語り その十二

手取りの軽さを出すためには、「見た目」が重要って話。

見た目をどうこうしたところで、重量が軽くなるわけではありません。
でも、軽さを演出することはできます。 「重そうっ」と思わせればよいのです。
たとえば灯油缶。いっぱいに入ってると思って持ったら空っぽ、びっくりしたことありませんか?

人間は見た目が重そうだと、無意識にその重さを受け止めるための準備をします。
重いものを持つための準備をするのです。
その無意識に想定した重さとくらべて軽かったら、「軽い」と思うのです。

口周辺に土を残せば、全体的に厚みがあって重そうに見えます。
重量感を演出することができるのです。

演出した重さと実際の重さの「差」
これが、手取りの軽さの正体です。

茶碗の重さの秘密、楽しんでいただけたでしょうか?

今日はここまで、またあした。

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63 0 13 August, 2017

茶碗語り その十一

口作りが厚めに見えるのは、手取りの軽さを出すために大事って話
その前に、ちょっと。

口作りに厚みを残すといっても、口がボテッと厚いのはダメ。
かっこも悪いし、口当たりも悪い。
熱いものを食べる器は、熱が伝わりにくいように、口を厚めに作るのが良い、などと言う人がおりますが、これも俗説。
器に熱いものを入れたすぐは、熱が伝わりにくいので、口は熱くない。
でも、ちょっと時間が経つと、すぐ熱くなる。厚めのボテッとした口は、当然、くちびるにあたる面積も大きい。熱々になった器の口が、べたっと唇にはりつくので、やけどしちゃいます。

口がボテッと厚いのは見た目も機能も具合悪いので、口作りは逆涙滴型にします。
潜水艦の頭のような形です。
膨らみのピークを口の先端から少しだけ下の方に持って行くわけです。

そうは言っても、熱いものはやっぱりのみにくい。
すするのが文化的によろしくない地域のコーヒーや紅茶をのむ器は、口作りが薄くて反っているのは、それがのみやすいからです。

ただ、口の形がどんなでも、すごく熱いのはのめません。
ちゃんと冷ましてから、のんでくださいね。

話も逸れたけど、今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸家 #茶碗語り #骨董 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

茶碗語り その十一

口作りが厚めに見えるのは、手取りの軽さを出すために大事って話
その前に、ちょっと。

口作りに厚みを残すといっても、口がボテッと厚いのはダメ。
かっこも悪いし、口当たりも悪い。
熱いものを食べる器は、熱が伝わりにくいように、口を厚めに作るのが良い、などと言う人がおりますが、これも俗説。
器に熱いものを入れたすぐは、熱が伝わりにくいので、口は熱くない。
でも、ちょっと時間が経つと、すぐ熱くなる。厚めのボテッとした口は、当然、くちびるにあたる面積も大きい。熱々になった器の口が、べたっと唇にはりつくので、やけどしちゃいます。

口がボテッと厚いのは見た目も機能も具合悪いので、口作りは逆涙滴型にします。
潜水艦の頭のような形です。
膨らみのピークを口の先端から少しだけ下の方に持って行くわけです。

そうは言っても、熱いものはやっぱりのみにくい。
すするのが文化的によろしくない地域のコーヒーや紅茶をのむ器は、口作りが薄くて反っているのは、それがのみやすいからです。

ただ、口の形がどんなでも、すごく熱いのはのめません。
ちゃんと冷ましてから、のんでくださいね。

話も逸れたけど、今日はここまで、またあした。

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48 0 9 hours ago

茶碗語り その十

手取りの軽さのお話。
今日のお題は「重心」。 お茶碗を持ったとき、持つ手の上側が重く、下側が軽ければ「軽い」と感じます。
逆に、上側が軽く、下側が重ければ、「重い」と感じます。
同じ重さの茶碗であっても、重心が高ければ、手取りの軽さは出せるのです。

職人さんは高台周りと高台内をぎりぎりまで削り込む。
高台周りが軽ければ、手取りの軽さを出せるからです。

逆にどんなに薄く作っても、高台周りに余分な土を残してしまうと、重く感じてしまう。

そうはいっても、全体的に厚く作ってしまっては、重心の位置を工夫しても、手取りの軽さは出せません。

じゃあ、どうするか?
口縁周りに厚みを残して、胴周りから高台にかけて、できるだけ薄く作ります。
それから削りで高台周りに余分な土を残さない。
さすれば、かなり手取りの軽いものをつくることが出来ます。
上の方に厚み(つまりは重み)を残すことで、器に中身が入ったときのバランスもよくなります。
手取りの軽さも出せるし、一石二鳥。

でも口縁周りを厚めに残す効果はこれだけではないのです。
口作りが厚めに見えるってのも大事なのです。

重さの話をしてるのに、なんで見た目?
今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸家 #茶碗語り #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

茶碗語り その十

手取りの軽さのお話。
今日のお題は「重心」。 お茶碗を持ったとき、持つ手の上側が重く、下側が軽ければ「軽い」と感じます。
逆に、上側が軽く、下側が重ければ、「重い」と感じます。
同じ重さの茶碗であっても、重心が高ければ、手取りの軽さは出せるのです。

職人さんは高台周りと高台内をぎりぎりまで削り込む。
高台周りが軽ければ、手取りの軽さを出せるからです。

逆にどんなに薄く作っても、高台周りに余分な土を残してしまうと、重く感じてしまう。

そうはいっても、全体的に厚く作ってしまっては、重心の位置を工夫しても、手取りの軽さは出せません。

じゃあ、どうするか?
口縁周りに厚みを残して、胴周りから高台にかけて、できるだけ薄く作ります。
それから削りで高台周りに余分な土を残さない。
さすれば、かなり手取りの軽いものをつくることが出来ます。
上の方に厚み(つまりは重み)を残すことで、器に中身が入ったときのバランスもよくなります。
手取りの軽さも出せるし、一石二鳥。

でも口縁周りを厚めに残す効果はこれだけではないのです。
口作りが厚めに見えるってのも大事なのです。

重さの話をしてるのに、なんで見た目?
今日はここまで、またあした。

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55 0 11 August, 2017

茶碗語り その九

茶碗が重いの軽いの言うけれど、それってどういうことだろう?
重いのが重い。軽いのが軽い、って訳ではありません。
大事なのは、手に取ったとき「あれ?意外に軽い」と思わせること。

わざわざ「手取りの軽さ」という表現を使うのは理由があるのです。 「手取りの軽さ」を出すためには
一に、密度。
二に、重心。
三に、色や形に対する実際の重量。
が大事です。

一の密度から

楽焼きって焼き物があります。
軽い、と言われます。
量ってみてください。
意外に重いものです。
なぜに?

それは密度が低いから。
スカスカしてると、軽い感じがするのです。

人間の進化の過程で重要なのは絶対的な重量ではなく、密度だったんだと思います。
今年の米の品質は?
この果物は虫に食われてないか?
材木は乾燥しているか?
かぼちゃは食べ頃か?(かぼちゃは軽いのがおいしいのですが。) 生きていくために必要な感覚は、つまっているか、スカスカか?を判断できる感覚だったのだろうと思うのです。

同じ250グラムでも、ぎゅっとつまったものは「重く」感じ、スカスカしてるものは「軽く」感じる。
そんなもんです。
焼き物的な表現を使うと、焼き締まらない土は軽く、焼き締まる土は重く、感じます。

でも、これは材料と、焼成(総カロリー)によるもんだから、轆轤びきの技術とかはあんまり関係がない。次に行きましょう。

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸家 #茶碗語り #三島 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

茶碗語り その九

茶碗が重いの軽いの言うけれど、それってどういうことだろう?
重いのが重い。軽いのが軽い、って訳ではありません。
大事なのは、手に取ったとき「あれ?意外に軽い」と思わせること。

わざわざ「手取りの軽さ」という表現を使うのは理由があるのです。 「手取りの軽さ」を出すためには
一に、密度。
二に、重心。
三に、色や形に対する実際の重量。
が大事です。

一の密度から

楽焼きって焼き物があります。
軽い、と言われます。
量ってみてください。
意外に重いものです。
なぜに?

それは密度が低いから。
スカスカしてると、軽い感じがするのです。

人間の進化の過程で重要なのは絶対的な重量ではなく、密度だったんだと思います。
今年の米の品質は?
この果物は虫に食われてないか?
材木は乾燥しているか?
かぼちゃは食べ頃か?(かぼちゃは軽いのがおいしいのですが。) 生きていくために必要な感覚は、つまっているか、スカスカか?を判断できる感覚だったのだろうと思うのです。

同じ250グラムでも、ぎゅっとつまったものは「重く」感じ、スカスカしてるものは「軽く」感じる。
そんなもんです。
焼き物的な表現を使うと、焼き締まらない土は軽く、焼き締まる土は重く、感じます。

でも、これは材料と、焼成(総カロリー)によるもんだから、轆轤びきの技術とかはあんまり関係がない。次に行きましょう。

今日はここまで、またあした。

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50 1 10 August, 2017

茶碗語り その八

井戸の口反りの話

微妙に口縁を反らすのは難しい。
でも、反らすって表現は、正確に言うと間違い。
反らすんだけど、反らさない。
何言ってるの?

口作りは厚みで出す。
口のところの土を少しだけ厚くとる。
厚みをとれば、内側と外側の形を変えられる。
口の部分、碗の内側は碗なりの傾斜だけど、外側はそれより微妙に開いてるように見せることができる。
轆轤びきで、延ばして開いてから口をさわっても、格好良い口にはならない。だから、開いた先でちょうどよくなるように、延ばす前に口の形を仕込む。展開した先で、思い通りの形になるように、茶碗のもとを作るときに口の形を仕込んじゃう。

形の品格ばかりじゃない。
この形にすると、お茶ものみやすい。
手取りの軽さも出せる。

この口作りが難しいのは、胴を薄く、轆轤がひいてある場合。
胴周りが厚ければ、難しいことじゃない。
センスがあれば轆轤びきが未熟でも、かっこいい茶碗ができる。
ただし、手取りの軽さが出せない。(軽けりゃ良いって話ではありません。重くても良い茶碗はたくさんあります。大事なのは佇まい。) なんで、手取りの軽さが出せるのか?
井戸の手取りの軽さを出すにはどうすれば?
そもそも茶碗の重さ・軽さって何だろう?

今日はここまで、またあした。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸家 #茶碗語り #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

茶碗語り その八

井戸の口反りの話

微妙に口縁を反らすのは難しい。
でも、反らすって表現は、正確に言うと間違い。
反らすんだけど、反らさない。
何言ってるの?

口作りは厚みで出す。
口のところの土を少しだけ厚くとる。
厚みをとれば、内側と外側の形を変えられる。
口の部分、碗の内側は碗なりの傾斜だけど、外側はそれより微妙に開いてるように見せることができる。
轆轤びきで、延ばして開いてから口をさわっても、格好良い口にはならない。だから、開いた先でちょうどよくなるように、延ばす前に口の形を仕込む。展開した先で、思い通りの形になるように、茶碗のもとを作るときに口の形を仕込んじゃう。

形の品格ばかりじゃない。
この形にすると、お茶ものみやすい。
手取りの軽さも出せる。

この口作りが難しいのは、胴を薄く、轆轤がひいてある場合。
胴周りが厚ければ、難しいことじゃない。
センスがあれば轆轤びきが未熟でも、かっこいい茶碗ができる。
ただし、手取りの軽さが出せない。(軽けりゃ良いって話ではありません。重くても良い茶碗はたくさんあります。大事なのは佇まい。) なんで、手取りの軽さが出せるのか?
井戸の手取りの軽さを出すにはどうすれば?
そもそも茶碗の重さ・軽さって何だろう?

今日はここまで、またあした。

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68 2 9 August, 2017

茶碗語り その七

フォロワーが増えるのは嬉しいけど、減るのはその倍くらい切ない。

井戸の形の話。

井戸の佇まいの魅力のひとつに、天に向かって両手をいっぱい、ぱーっと開いてるよな力強さがあると思うのです。

開放的な感じは上に向かってラッパ型にすれば良いので、そう難しくない。
二日前の茶碗がその典型で、見込みを支点に牛ベラで一気に倒せば良いのだけれど、平茶碗っぽいのしかできない。(とはいうものの井戸の土は延びずに、ばんばん口切れするから、ほんとは言うほど簡単じゃない。井戸の土がよく延びるというのも俗説。いつの日か後述)

ところが碗っぽくU字型にしようとすると、口が立つので開放感が出ないし、見込みが広がるので、それはもう井戸ではなくなる。

高台削りの始点と口を直線で結んだ中点を、ほんの少しだけ、でもはっきりと外に膨らますと、見込みを広げずに、井戸の形を保てる。でも外に膨らませたその頂点から口までの角度が、削りの始点との角度より立つので、ちょっと閉じた感じになっちゃう。

だから、口縁を微妙に、ちゃんと見てない人には、言っても反ってるって気づかないくらい微妙に、外側に反らせるんだけど、この微妙に反らせるってのが、すごく難しい。

今日はここまでまたあした。

写真は崎陽高麗の香合。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸家 #茶碗語り #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

茶碗語り その七

フォロワーが増えるのは嬉しいけど、減るのはその倍くらい切ない。

井戸の形の話。

井戸の佇まいの魅力のひとつに、天に向かって両手をいっぱい、ぱーっと開いてるよな力強さがあると思うのです。

開放的な感じは上に向かってラッパ型にすれば良いので、そう難しくない。
二日前の茶碗がその典型で、見込みを支点に牛ベラで一気に倒せば良いのだけれど、平茶碗っぽいのしかできない。(とはいうものの井戸の土は延びずに、ばんばん口切れするから、ほんとは言うほど簡単じゃない。井戸の土がよく延びるというのも俗説。いつの日か後述)

ところが碗っぽくU字型にしようとすると、口が立つので開放感が出ないし、見込みが広がるので、それはもう井戸ではなくなる。

高台削りの始点と口を直線で結んだ中点を、ほんの少しだけ、でもはっきりと外に膨らますと、見込みを広げずに、井戸の形を保てる。でも外に膨らませたその頂点から口までの角度が、削りの始点との角度より立つので、ちょっと閉じた感じになっちゃう。

だから、口縁を微妙に、ちゃんと見てない人には、言っても反ってるって気づかないくらい微妙に、外側に反らせるんだけど、この微妙に反らせるってのが、すごく難しい。

今日はここまでまたあした。

写真は崎陽高麗の香合。

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43 1 8 August, 2017

茶碗語り その六

えー、井戸つくるとき、どこらあたりがムズかしいのかって話。

今日は疲れてるので、またあした。

写真は昨日の茶碗の内側なんですが、薄墨を散らしたような風合いに育ってくれて、嬉しい。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸家 #茶碗語り #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

茶碗語り その六

えー、井戸つくるとき、どこらあたりがムズかしいのかって話。

今日は疲れてるので、またあした。

写真は昨日の茶碗の内側なんですが、薄墨を散らしたような風合いに育ってくれて、嬉しい。

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57 0 7 August, 2017

茶碗語り その五

そもそも井戸三回転は、誰が言い出したのでしょう?

たとえば
「一呼吸のうちに三回転で引きあげた形が、手持ちよく出来るようにと思って作る。」
日本のやきもの17 講談社 昭和50年 
という記述があります。

茶碗の写真をみても、どこが三回転なのかよくわからないのは、この際置いておくとして、この頃には既に三回転を言う人がいたのは間違いない模様。
達人ぽくて、かっこいいですしね。

文献も歴史も紐解くのは苦手なので、詳しいことは、紐解くの上手な方に教えて頂きたいのですが、ともかく、三回転は言い過ぎなのでは?

五回くらい回す余裕は欲しいものです。

そもそも、井戸の造形が難しいのはそこじゃない!

どこが難しいのかは、またあした。
言葉で説明できるかな? ※今日の茶碗は井戸っぽい平茶碗?この形はる井戸の造形の難しさはありません。牛ベラで倒しておしまい。
#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸家 #茶碗語り #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

茶碗語り その五

そもそも井戸三回転は、誰が言い出したのでしょう?

たとえば
「一呼吸のうちに三回転で引きあげた形が、手持ちよく出来るようにと思って作る。」
日本のやきもの17 講談社 昭和50年 
という記述があります。

茶碗の写真をみても、どこが三回転なのかよくわからないのは、この際置いておくとして、この頃には既に三回転を言う人がいたのは間違いない模様。
達人ぽくて、かっこいいですしね。

文献も歴史も紐解くのは苦手なので、詳しいことは、紐解くの上手な方に教えて頂きたいのですが、ともかく、三回転は言い過ぎなのでは?

五回くらい回す余裕は欲しいものです。

そもそも、井戸の造形が難しいのはそこじゃない!

どこが難しいのかは、またあした。
言葉で説明できるかな? ※今日の茶碗は井戸っぽい平茶碗?この形はる井戸の造形の難しさはありません。牛ベラで倒しておしまい。
#崎陽高麗#井戸茶碗#李朝#高麗茶碗#川瀬隆一郎#茶道#着物#抹茶茶碗 #茶碗#茶道具 #陶芸家#茶碗語り #matcha#teabowl#matchabowl#teaceremony#japaneseart#japaneseteaceremony#potter#pottery#japanesetableware #teabowlkawase
57 0 6 August, 2017

茶碗語り その四

三回転でひいた井戸茶碗
斜めに轆轤目はいってます。
そのあしもとに高台削りのラインが水平に入ります。

竹の節状に高台を削り出すのは、井戸の見所。
それこそ数回転で、一息に削るので目立ちます。

高台付近は轆轤びきの力の出発点。
轆轤目に力感があります。
削りも豪快、こちらも力感いっぱい。

ななめの力強い轆轤目のあしもとに、水平の力強い削りがガッと入るので、横から何かであしもとをすくわれたような印象になってしまうのです。

ここだけの話、現代陶芸家、とくに韓国系の作家さんに顕著なように思うのですが、このような、斜め三本あしもとすくわれ系の井戸、というのが少なからず見受けられるように思います。
真に受けちゃってるんだろうなぁ、、 こりゃぁ、違うぞ、かっこわるい。
だいたい誰が言ってんだ、三回転とか。

今日はここまで、またあした。 ※写真は以前複数投稿にて投稿した写真の再投稿です。複数投稿を丁寧に見て頂いてる人はごめんなさい。
茶碗解説:この茶碗の中心部分の胴回りのラインは5〜6段引きの轆轤目が造形時に強調されたラインです。牛ベラの類いは使っていません。ちょっと焼きすぎなのと、削りのタイミングがちょっと遅かったので土が固くなり、縮緬弱めで、カイラギはほぼなし。

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茶碗語り その四

三回転でひいた井戸茶碗
斜めに轆轤目はいってます。
そのあしもとに高台削りのラインが水平に入ります。

竹の節状に高台を削り出すのは、井戸の見所。
それこそ数回転で、一息に削るので目立ちます。

高台付近は轆轤びきの力の出発点。
轆轤目に力感があります。
削りも豪快、こちらも力感いっぱい。

ななめの力強い轆轤目のあしもとに、水平の力強い削りがガッと入るので、横から何かであしもとをすくわれたような印象になってしまうのです。

ここだけの話、現代陶芸家、とくに韓国系の作家さんに顕著なように思うのですが、このような、斜め三本あしもとすくわれ系の井戸、というのが少なからず見受けられるように思います。
真に受けちゃってるんだろうなぁ、、 こりゃぁ、違うぞ、かっこわるい。
だいたい誰が言ってんだ、三回転とか。

今日はここまで、またあした。 ※写真は以前複数投稿にて投稿した写真の再投稿です。複数投稿を丁寧に見て頂いてる人はごめんなさい。
茶碗解説:この茶碗の中心部分の胴回りのラインは5〜6段引きの轆轤目が造形時に強調されたラインです。牛ベラの類いは使っていません。ちょっと焼きすぎなのと、削りのタイミングがちょっと遅かったので土が固くなり、縮緬弱めで、カイラギはほぼなし。

#崎陽高麗#井戸茶碗#李朝#高麗茶碗#川瀬隆一郎#茶道#着物#抹茶茶碗 #茶碗#茶道具 #陶芸家#茶碗語り #matcha#teabowl#matchabowl#teaceremony#japaneseart#japaneseteaceremony#potter#pottery#japanesetableware #teabowlkawase
56 0 5 August, 2017

茶碗語り その三

三回転で一気に引き上げた井戸を手にして見ました。
どうにも落ち着きません。なんというか、車酔いな感じ。気持ち悪い。
はて?

くるくる回る円柱に鉛筆を押し当ててみましょう。
10回転でてっぺんまで、6回転でてっぺんまで、3回転でてっぺんまで、それぞれ、下から線を引いて見るとします。

線は下から上に螺旋状にはいります。
回転数が多ければ、線の本数は多く、線と線の間隔は狭く、線の傾きはゆるやかに、水平に近くなります。
逆に回転数が少なければ、線の本数は少なく、間隔は広く、傾きはきつくなります。

三回転でひいた井戸は轆轤目の傾きがきついのです。
きつすぎるのです。
見てると顔がななめっちゃう。

茶碗の胴に三本斜めに線が引いてある感じ。
ぜっんぜんかっこよくない。

そのうえ、あしもとすくわれてるよ、この茶碗。
なんで?

今日はここまで、またあした。
※写真は井戸ではありません。三島の一輪挿し徳利です。

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茶碗語り その三

三回転で一気に引き上げた井戸を手にして見ました。
どうにも落ち着きません。なんというか、車酔いな感じ。気持ち悪い。
はて?

くるくる回る円柱に鉛筆を押し当ててみましょう。
10回転でてっぺんまで、6回転でてっぺんまで、3回転でてっぺんまで、それぞれ、下から線を引いて見るとします。

線は下から上に螺旋状にはいります。
回転数が多ければ、線の本数は多く、線と線の間隔は狭く、線の傾きはゆるやかに、水平に近くなります。
逆に回転数が少なければ、線の本数は少なく、間隔は広く、傾きはきつくなります。

三回転でひいた井戸は轆轤目の傾きがきついのです。
きつすぎるのです。
見てると顔がななめっちゃう。

茶碗の胴に三本斜めに線が引いてある感じ。
ぜっんぜんかっこよくない。

そのうえ、あしもとすくわれてるよ、この茶碗。
なんで?

今日はここまで、またあした。
※写真は井戸ではありません。三島の一輪挿し徳利です。

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54 0 4 August, 2017

茶碗語り その2

井戸の轆轤は一息で。
三回転で一気に引き上げる。

轆轤初心者には、そんなの夢物語。
大振りの茶碗を三回転で引き上げる?
なんという超絶技巧。

はじめて、それが出来た時には、これかっ!キタァーって思いました。

ほんとは、毎日轆轤をひいてりゃ、だれでもいつかは、できるようになるものなんだけど、特別なことではないのだけれど。「達人」への切符を手にした気分で、達人になった気分で言うわけです。 「井戸はねぇ、三回転で一気に引き上げないと、形にならないんだよねぇ。井戸、三段っていうでしょ…」 ウザいこと、この上ない。

でも、ちょっと待って。なんかおかしい。

今日はここまで、またあした。
※写真は井戸ではありません。昨日の茶碗の見込みです。

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茶碗語り その2

井戸の轆轤は一息で。
三回転で一気に引き上げる。

轆轤初心者には、そんなの夢物語。
大振りの茶碗を三回転で引き上げる?
なんという超絶技巧。

はじめて、それが出来た時には、これかっ!キタァーって思いました。

ほんとは、毎日轆轤をひいてりゃ、だれでもいつかは、できるようになるものなんだけど、特別なことではないのだけれど。「達人」への切符を手にした気分で、達人になった気分で言うわけです。 「井戸はねぇ、三回転で一気に引き上げないと、形にならないんだよねぇ。井戸、三段っていうでしょ…」 ウザいこと、この上ない。

でも、ちょっと待って。なんかおかしい。

今日はここまで、またあした。
※写真は井戸ではありません。昨日の茶碗の見込みです。

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57 2 3 August, 2017

崎陽高麗 茶碗

茶碗語り その一

茶碗で重要なのは、「佇まい」
その立ち姿、立ち居振る舞い。
飽きずにずっと眺めてられるか。
生涯一緒と思えるか。

僕の場合、最初に「うわぁ」ってなったのが井戸茶碗で、いまでも「うわぁ」ってなるのが井戸茶碗なのだけれど、ガラスケースのなかに囚われているので、触れられない。

で、作ってみた。
二十年かかった。

最初に苦しんだのは形。
矛盾だらけの井戸の形。
先達の言葉は嘘ばかり。

今日はここまで、またあした。 ※写真は井戸ではありません。
昨日の茶碗の正面です。

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崎陽高麗 茶碗

茶碗語り その一

茶碗で重要なのは、「佇まい」
その立ち姿、立ち居振る舞い。
飽きずにずっと眺めてられるか。
生涯一緒と思えるか。

僕の場合、最初に「うわぁ」ってなったのが井戸茶碗で、いまでも「うわぁ」ってなるのが井戸茶碗なのだけれど、ガラスケースのなかに囚われているので、触れられない。

で、作ってみた。
二十年かかった。

最初に苦しんだのは形。
矛盾だらけの井戸の形。
先達の言葉は嘘ばかり。

今日はここまで、またあした。 ※写真は井戸ではありません。
昨日の茶碗の正面です。

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56 0 2 August, 2017

崎陽高麗 茶碗

形は熊川、高台削りは奥高麗。土見せなくて総釉で。梅花皮は横目で見るだけ、狙わずに。
そんな感じで作ると、こんな茶碗になります。
今日から写真は1日1枚、ゆっくり、じっくり、茶碗語りをはじめます。
熊川を「くまかわ?」と読んだ方から、茶碗に悩む人間国宝まで、お付き合い頂ければ幸いです。

英訳してくれる人も募集します。報酬は出せませんが、お茶碗をあげます。絶対割に合わないと思いますが。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸家 #茶碗語り #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

崎陽高麗 茶碗

形は熊川、高台削りは奥高麗。土見せなくて総釉で。梅花皮は横目で見るだけ、狙わずに。
そんな感じで作ると、こんな茶碗になります。
今日から写真は1日1枚、ゆっくり、じっくり、茶碗語りをはじめます。
熊川を「くまかわ?」と読んだ方から、茶碗に悩む人間国宝まで、お付き合い頂ければ幸いです。

英訳してくれる人も募集します。報酬は出せませんが、お茶碗をあげます。絶対割に合わないと思いますが。

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59 0 1 August, 2017

崎陽高麗 小井戸茶碗

赤出来の小井戸。
この土にたどり着いた時、いまの配合ではじめて作った時の茶碗です。
轆轤を手堅くいったのが見えちゃって、お披露目するのは、なんとなく恥ずかいのだけれど、正直、これ焼けた時嬉しかったなぁ。
遠い目をしましたが、つい最近、二ヶ月ほど前の話。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸家 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

崎陽高麗 小井戸茶碗

赤出来の小井戸。
この土にたどり着いた時、いまの配合ではじめて作った時の茶碗です。
轆轤を手堅くいったのが見えちゃって、お披露目するのは、なんとなく恥ずかいのだけれど、正直、これ焼けた時嬉しかったなぁ。
遠い目をしましたが、つい最近、二ヶ月ほど前の話。

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63 0 31 July, 2017

ことほぎ茶碗

井戸茶碗の高台を削るのは一瞬。
外をシュルシュルシュルッ。内をシャーーと行ってグッ。おしまい。
この茶碗の高台削りは正反対。
ステンレスの板で、カリカリカリカリ、薄く薄く土を削りとって行きます。
どちらの作業も好きです。
一息に決めないとぜんぶが台無しになる、井戸の削りの緊張感。
それとは逆に、ステンレスの板を茶碗の曲線に沿わせて繰り返し削るうち、少しずつ出てくる曲線の美しさ。
どちらにせよ、失敗したときは、とても落ち込むのですけれど。

#ことほぎ茶碗 #崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶碗 #茶道具 #陶芸家 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

ことほぎ茶碗

井戸茶碗の高台を削るのは一瞬。
外をシュルシュルシュルッ。内をシャーーと行ってグッ。おしまい。
この茶碗の高台削りは正反対。
ステンレスの板で、カリカリカリカリ、薄く薄く土を削りとって行きます。
どちらの作業も好きです。
一息に決めないとぜんぶが台無しになる、井戸の削りの緊張感。
それとは逆に、ステンレスの板を茶碗の曲線に沿わせて繰り返し削るうち、少しずつ出てくる曲線の美しさ。
どちらにせよ、失敗したときは、とても落ち込むのですけれど。

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49 1 30 July, 2017

崎陽高麗 茶碗
作家が憧れて辿り着こうとする形があるなら、気負わず気取らずで手なりでつくるとなる形というのも、やっぱりあると思います。
この茶碗は後者の形。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶道具 #陶芸家 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

崎陽高麗 茶碗
作家が憧れて辿り着こうとする形があるなら、気負わず気取らずで手なりでつくるとなる形というのも、やっぱりあると思います。
この茶碗は後者の形。

#崎陽高麗#井戸茶碗#李朝#高麗茶碗#川瀬隆一郎#茶道#着物#抹茶茶碗 #茶道具 #陶芸家 #matcha#teabowl#matchabowl#teaceremony#japaneseart#japaneseteaceremony#potter#pottery#japanesetableware #teabowlkawase
46 2 29 July, 2017

崎陽高麗 茶碗

茶碗にはたっぷりと水を吸ってもらってから撮影に来てもらいます。水を吸った茶碗は、その分重くはなるのですが、見た目も、手触りも、しっとりとして、暗いなかでも鈍い光を放つかのような景色を見せてくれます。
そういうのは、何時間見てても、飽きない。
だから、自分の見えてるものを、誰かに見てもらって、共感してもらえる人がいたならば、やっぱり、ちょっと嬉しい。
ただ、このコはちょっと写真写りが良かったかなぁ?実物はもうちょっとおとなし目。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶道具 #陶芸家 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

崎陽高麗 茶碗

茶碗にはたっぷりと水を吸ってもらってから撮影に来てもらいます。水を吸った茶碗は、その分重くはなるのですが、見た目も、手触りも、しっとりとして、暗いなかでも鈍い光を放つかのような景色を見せてくれます。
そういうのは、何時間見てても、飽きない。
だから、自分の見えてるものを、誰かに見てもらって、共感してもらえる人がいたならば、やっぱり、ちょっと嬉しい。
ただ、このコはちょっと写真写りが良かったかなぁ?実物はもうちょっとおとなし目。

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47 0 28 July, 2017

崎陽高麗 茶碗
夏の太陽にちなんで「赤出来」の茶碗を。
もともとは奥高麗、つまりは古唐津の茶碗で、ほんのりと赤っぽく焼けたものを「赤出来」と呼び珍重し、青っぽく焼けたものを「青出来」と呼び次手に置いた。のだったと思います。
赤いから、良い。青いから、悪い。というわけではないのだけれど、たしかに奥高麗の赤出来のものに、悪いものは見たことがない。
朝鮮ものにしろ、古唐津にしろ、萩にしろ、この手の土は強く焼くと雅味が消える。だから、青出来が良くないのは道理なんだけど、例えば上林井戸なんかは、きっーちり堅手に焼けててあの佇まいだもんなぁ。謎すぎる。いつか朝鮮で原土から精土まで、いちからぜーんぶ自分の手で、やりたいな。

#崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶道具 #陶芸家 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

崎陽高麗 茶碗
夏の太陽にちなんで「赤出来」の茶碗を。
もともとは奥高麗、つまりは古唐津の茶碗で、ほんのりと赤っぽく焼けたものを「赤出来」と呼び珍重し、青っぽく焼けたものを「青出来」と呼び次手に置いた。のだったと思います。
赤いから、良い。青いから、悪い。というわけではないのだけれど、たしかに奥高麗の赤出来のものに、悪いものは見たことがない。
朝鮮ものにしろ、古唐津にしろ、萩にしろ、この手の土は強く焼くと雅味が消える。だから、青出来が良くないのは道理なんだけど、例えば上林井戸なんかは、きっーちり堅手に焼けててあの佇まいだもんなぁ。謎すぎる。いつか朝鮮で原土から精土まで、いちからぜーんぶ自分の手で、やりたいな。

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50 0 27 July, 2017

三島 平小碗
かなり繊細な三島です。直径約10センチ。個体差はありますが薄手でもあります。
盃で使うと、すする感じで呑むような、そんな形です。

#三島 #崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶道具 #陶芸家 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

三島 平小碗
かなり繊細な三島です。直径約10センチ。個体差はありますが薄手でもあります。
盃で使うと、すする感じで呑むような、そんな形です。

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69 8 25 July, 2017

崎陽高麗 井戸茶碗
五枚目は以前撮って前にもあげた写真。同じ向きからの同じ茶碗ですが、写真でだいぶ印象が違います。実物は中間くらいかなぁ?

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崎陽高麗 井戸茶碗
五枚目は以前撮って前にもあげた写真。同じ向きからの同じ茶碗ですが、写真でだいぶ印象が違います。実物は中間くらいかなぁ?

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57 0 24 July, 2017

三島 柚子胡椒入れ
なんとなーく作ったものの、棗にするには茶杓のおさまり悪く、どーしたものか迷った挙句、柚子胡椒入れにしたのだけれど、売れる日が来るのだろうか?

#三島 #崎陽高麗 #井戸茶碗 #李朝 #高麗茶碗 #川瀬隆一郎 #茶道 #着物 #抹茶茶碗 #茶道具 #陶芸家 #matcha #teabowl #matchabowl #teaceremony #japaneseart #japaneseteaceremony #potter #pottery #japanesetableware #teabowlkawase

三島 柚子胡椒入れ
なんとなーく作ったものの、棗にするには茶杓のおさまり悪く、どーしたものか迷った挙句、柚子胡椒入れにしたのだけれど、売れる日が来るのだろうか?

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52 0 23 July, 2017

Top #teabowlkawase posts

窯から出てきたばかりのコたち
中には3回目の焼成を経験したものも
焼き直すか、育てる(エイジング)か、それとも割ってしまうのか
これから判断します。

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中には3回目の焼成を経験したものも
焼き直すか、育てる(エイジング)か、それとも割ってしまうのか
これから判断します。

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19 0 17 hours ago